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クリスマスケーキ

ブッシュドノエル

ココアのスポンジを天板で焼いて巻き、チョコレートクリームで包んで切り株に見立てるブッシュドノエル。家庭のオーブンで焼ける分量で、割れずに巻くコツ、端を斜めに切って枝にする仕上げ方、前日に作るときの段取りまで紹介します。

合計
2 時間 20 分
準備
50 分
できあがり
長さ約25cmのロール1本・8切れ
難しさ
ふつう(生地を巻くところがポイント)

2026年10月に分量を確認。伝統的なレシピを家庭向けに、私たちの言葉でアレンジしたものです。オーブンや加熱器具によって仕上がりは変わりますので、時間だけでなく、焼き色や温度計の数字を目安にしてください。

手作りのブッシュドノエル。断面のうず巻きと、木の皮のようなチョコレートクリーム
写真:Mitantig, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

材料

人数8
  • ココア生地(約30cm角の天板1枚分)
  • 4個卵(Mサイズ)
  • 70gグラニュー糖
  • 60g薄力粉
  • 15g純ココア
  • 20g無塩バター
  • 大さじ2牛乳
  • チョコレートクリーム
  • 300ml生クリーム(乳脂肪35%前後)
  • 100gチョコレート(刻む)
  • 仕上げ
  • 粉砂糖、いちご、クリスマスの飾り(お好みで)

作り方

  1. 1

    天板にオーブンシートを敷き、オーブンを190℃に予熱します。薄力粉とココアを合わせてふるいます。バターと牛乳は合わせて温め、溶かしておきます。

  2. 2

    ボウルに卵とグラニュー糖を入れて湯せんにかけながら泡立て、人肌に温まったら湯せんからはずします。白っぽくもったりして、生地を落とすと跡が残るまで泡立てます。

  3. 3

    粉類を2回に分けて加え、ゴムべらで底からすくうように、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。溶かしバターと牛乳をゴムべらに伝わせて加え、さっと混ぜます。

  4. 4

    天板に流して四隅まで平らにならし、天板を少し高いところから一度落として大きな気泡を抜きます。

  5. 5

    190℃で12〜15分焼きます。表面を指で軽く押して弾力があれば焼き上がりです。天板から出し、乾かないようにオーブンシートをかぶせて冷まします。

  6. 6

    チョコレートクリームを作ります。生クリームの一部(約80ml)を温めて刻んだチョコレートを溶かし、粗熱を取ります。残りの生クリームを氷水にあてて六分立てにし、チョコレートと合わせて、塗りやすいかたさまで泡立てます。

  7. 7

    生地の焼き色の面を上にし、巻き終わりになる側を斜めに切り落とします。巻き始め側に浅く切り込みを数本入れると巻きやすくなります。クリームの約2/3を塗り、巻き終わり側は薄めにして、手前からしっかり巻きます。

  8. 8

    ラップで包み、巻き終わりを下にして冷蔵庫で1時間以上冷やして落ち着かせます。

  9. 9

    端を3〜4cm斜めに切り、本体の上か横にのせて枝にします。残りのクリームを全体に塗り、フォークで木の皮のような筋をつけます。粉砂糖をふり、いちごや飾りをのせます。

よくある失敗

日本のレシピで注意されている失敗と、その防ぎ方です。

巻いたら生地が割れた
焼きすぎか乾燥です。焼き上がったらすぐにオーブンシートをかぶせて冷まし、巻き始めに浅い切り込みを入れます。割れた部分はクリームで隠せます。
生地がふくらまない
卵の泡立て不足か、粉を混ぜすぎて泡が消えています。生地を落として跡が残るまで泡立て、粉は底からすくうように手早く混ぜます。
クリームがだれる
生クリームが温まっています。氷水にあてながら泡立て、塗ったらすぐに冷蔵庫で冷やします。

いろいろな作り方

家庭によって少しずつ違います。よくある違いはこちら。

チョコクリームか白いクリームか

チョコレートを溶かした生クリームが定番ですが、明治のレシピのように砂糖を加えた白い生クリームで仕上げる作り方もあります。

いちご入り

巻くときにいちごを並べるレシピもあります。日本のクリスマスケーキらしい仕上がりになります。

栗入り

刻んだ栗の甘露煮やマロングラッセを巻き込む作り方もあります。

クリスマスまでの段取り

  1. 前日

    スポンジを焼いて冷まし、ラップで包んでおきます。

  2. 前日の夜か当日の朝

    クリームを作って巻き、冷蔵庫で冷やします。

  3. 食べる前

    枝をつけてクリームを塗り、フォークで筋をつけて飾ります。

できあがりの目安

焼き上がりの生地は表面を押すと弾力があり、竹串を刺しても生地がついてきません。巻いたロールは冷やすと切り口がきれいに切れます。

安全のために

生クリームのケーキは室温に長く置かないでください。食べる直前まで冷蔵庫に入れておきます。

前もってできること

スポンジは前日に焼いて、乾かないようにラップで包んでおけます。巻いて仕上げるのは前日か当日。クリスマス当日は冷蔵庫から出して飾りをのせるだけにすると楽です。

保存方法

生クリームを使うので冷蔵庫で保存し、早めに食べきってください。切り分けたあとは切り口にラップをあてて乾燥を防ぎます。

コツ

  • 生地は焼きすぎると割れやすくなります。表面を押して弾力が出たらすぐに出します。
  • 冷める間にオーブンシートをかぶせておくと、表面が乾かず、しなやかに巻けます。
  • 巻き終わり側のクリームを薄くすると、はみ出さずにきれいに巻けます。
  • 米粉で作るレシピもあります。米粉の生地はしっとりして、グルテンを含みません。

アレルゲン

  • 小麦(薄力粉)
  • 卵
  • 乳(生クリーム、バター、牛乳、チョコレート)

お使いの材料のラベルを必ずご確認ください。

よくある質問

ブッシュドノエルが割れてしまうのはなぜですか?

焼きすぎて生地が乾いているか、冷める間に表面が乾いたのが主な原因です。焼き時間を守り、焼けたらすぐにオーブンシートをかぶせて冷まします。巻き始めに浅い切り込みを入れるのも効果があります。

天板のサイズが違うときは?

30cm角前後の天板が目安です。大きめの天板では生地が薄くなるので焼き時間を少し短く、小さめの天板では生地が厚くなるので少し長く焼き、表面の弾力で確かめてください。

何日前から作れますか?

スポンジは前日に焼いておけます。生クリームを使うので、仕上げは前日か当日にし、冷蔵庫で保存して早めに食べきってください。

オーブンの温度と時間は?

多くのレシピは190〜200℃で10〜15分ほどです。オーブンによって差があるので、表面を指で押して弾力があるかで判断します。

切り株の枝はどう作りますか?

冷やしたロールの端を3〜4cm斜めに切り、本体の上か横にのせます。クリームで全体を覆い、フォークで筋をつけると木の皮のように見えます。

分量の出典

分量・温度・時間は、公開されている2つ以上のレシピと照らし合わせています:

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